• プレスリリーストップ >
  • 今年25周年を迎えた世界最大級のデジタルコンテンツカンパニー
    「ゲッティイメージズ」が『Year in Review by Getty Images』を発表!

今年25周年を迎えた世界最大級のデジタルコンテンツカンパニー
「ゲッティイメージズ」が『Year in Review by Getty Images』を発表!

~ゲッティイメージズの写真で振り返る激動の2020年~

2020年12月8日

デジタルコンテンツ(静止画、動画および音楽)を世界200カ国以上に提供する、世界最大級のデジタルコンテンツカンパニーGetty Images(本社:米国・シアトル)の日本法人「ゲッティイメージズ ジャパン株式会社」(東京都渋谷区、以下ゲッティイメージズ)は、2020年を報道写真で振り返る『Year in Review by Getty Images』を発表いたしました。

今年で25周年を迎えたゲッティイメージズは、100名の専任報道フォトグラファーに加え、34万人のコントリビューターと呼ばれる契約フォトグラファー(うち85,000人が専属)、更には、300を超える世界中のパートナーフォトエージェンシーから成り立つ、広いネットワークを持ち、世界中の出来事をリアルタイムで配信しています。新型コロナウイルスが大流行した2020年は7,700万枚以上の報道写真を配信(11月末時点)し、世界史に刻まれた歴史的な1年を切り取ってきました。
世界の大都市で次々とロックダウンが起こり、街やオフィスからは人が消え、日常生活においては、マスクの着用やソーシャルディスタンスが余儀なくされました。各国の医療体制や、働き方、環境問題など、多くの社会的問題に目が向けられました。日常生活や、スポーツやエンターテインメントの常識も激変し、ニューノーマル時代の新しい生活様式が定着しつつあります。
ゲッティイメージズは、報道機関としての責任を果たすとともに、ニューノーマルな時代に伴った、新たなビジュアルコミュニケーションの方法を提案し続けています。

▼『Year in Review by Getty Images』
https://bit.ly/2JTDdGX

 

①新型コロナウイルスによって変わった世界
②環境問題の意識が高まった1年
③激動の1年 スポーツ
④激動の1年 エンターテインメント

①新型コロナウイルスによって変わった世界
ロックダウンや緊急事態宣言時には、ニューヨークのタイムズスクエアや渋谷のスクランブル交差点などの大都市から人がいなくなるという、まるで映画のような光景が報道写真によって切り取られました。世界中の人々の生活は大きな変化を余儀なくされました。これまでの常識の範囲内で行動することができなくなり、職場や外出時にマスク着用やソーシャルディスタンスを意識することが必要不可欠になりました。ニューノーマル時代への変遷の中で、新たな価値が少しずつ生まれてきています。

2020年4月 アメリカ 誰もいないタイムズスクエアでサックスを演奏する男性
1220947106,Arturo Holmes/Getty Images
2020年3月 中国  ソーシャルディスタンスを保って昼食をとる工場員たち
1214503064,Getty Images/Getty Images
2020年3月 フランス 警察官がエッフェル塔の近くをパトロール
1207534983,Veronique de Viguerie/Getty Images

世界中で猛威を振るった新型コロナウイルス:
https://www.gettyimages.co.jp/collaboration/boards/mNcv4qn2ik-StkGx-GVYXw
イベントのない1年で、写真家がクリエイティブに捉えたシーン:
https://www.gettyimages.co.jp/collaboration/boards/cCstxBPefEiIMS2wqHlJKQ
「Empty Space」大都市で次々とロックダウンが起こり、空っぽになった世界中のロケーション:
https://www.gettyimages.co.jp/collaboration/boards/ukwIAmJwgUGBb8ZOYg-dcA

 

②環境問題の意識が高まった1年
世界中でロックダウンが起こる中、気候変動や水質汚染など、地球環境問題にも目が向けられました。インドでは約30年振りにヒマラヤ山脈の姿が目視され、イタリアのヴェネツィアでは運河の水質が蘇り魚が増えました。香港では絶滅危惧種のピンク色のイルカが海に戻ってくる事例も発生するなど、全世界において、生産活動、消費活動が減った結果、大気や水質汚染が大幅に改善されました。一方で、使い捨てのマスクや手袋などコロナゴミ(covid waste)が大量発生し、世界中の海に流出するという深刻な問題も起きています。このようなニュースが連日流れることで消費者の環境への意識も高まったと予測されます。

2020年4月 インド 大気汚染が改善され、数十年ぶりにヒマラヤ眺望
1209107323,Pardeep Pandit/H industan Times
2020年5月 イタリア ヴェネツィアの運河の水質が改善
1211704633, Andrea Merola/Bloomberg via Getty Images
2020年4月 ウクライナ コロナごみが公害の原因に
1209223832, should read Andrey Nekrasov/Barcroft Media via Getty Images

新型コロナウイルスで浮き彫りになった環境問題:
https://www.gettyimages.co.jp/collaboration/boards/DeuhM6s6m0KWqiBeZ7YuFg

 

③激動の1年 スポーツ
スポーツ界も新型コロナウイルスにより大きな影響を受けました。東京オリンピックをはじめ、多くの国際大会が延期または中止されました。活躍の場を失ったアスリートたちは、自宅やベランダにワークアウトの場所を作り、先の見えない不安を抱えながら、孤独な戦いを強いられました。過去25年間にわたり、スポーツの最前線でアスリートを間近で撮影し続けてきたゲッティイメージズのフォトグラファーは、彼らとの信頼関係と厳重な感染対策により、アスリート達の工夫を凝らしたトレーニング姿を撮影し、世界中に発信してきました。世界のトップリーグやチームは、会場の徹底した衛生管理方法、無観客観戦(人数制限観戦)やオンライン観戦など、ニューノーマル時代に則した運営方法を模索しました。撮影スタッフの人数は制限され、ひとりのフォトグラファーに求められるニーズがより高まりましたが、ゲッティイメージズにとっても、ニューノーマル時代のスポーツの躍動を伝える責任を果たす重要な1年となりました。NHL、NBA、MLBなどのリーグは、通常の撮影場所をなくし、フォトグラファーはファンが座るスタンドの中など、新しい視点から撮影することを余儀なくされています。

2020年9月 ドイツ 自作のパペットと一緒に自宅でトレーニング
1217997897,Lars Baron/Bongarts/Getty Images
2020年4月 オーストラリア 隔離された状態の中で自宅のプールにてトレーニング
1219491296, Ryan Pierse/Getty Images
2020年7月 リモート応援の様子をモニターに映し出す
1253923293, Laurence Griffiths/Getty Images

激動の1年 スポーツ写真:
https://www.gettyimages.co.jp/collaboration/boards/xkJUkPtmdE-QYB7Gc3hnNQ
激動の1年 スポーツ動画:
https://www.gettyimages.co.jp/collaboration/boards/iTEpE3TJL0aQ397wA-NwOA

 

④激動の1年 エンターテインメント
医療従事者に感謝を伝えるために世界で活躍する多くのアーティストが自宅からライブ配信を行った「Together at Home」は、世界中の人に勇気と希望を与えました。25年にわたりエンターテインメントの最前線を撮影してきたゲッティイメージズは、アーティスト達にオンラインライブ配信の様子を撮影するマニュアルを提供し、オフィシャルフォトエージェンシーとして貢献しました。音楽の力で世界をひとつにした動きは日本にも広がり、多くのアーティストが自宅や無人コンサート会場からソーシャルメディアで音楽をストリーミング配信するようになりました。

2020年4月 グローバル・シチズンが発表した「Together At Home」。
1219652399,Getty Images/Getty Images for Global Citizen
2020年8月 奇抜なマスクでベスト・コラボレーション賞を受け取るレディー・ガガ
1269763707, Kevin Winter/MTV VMAs 2020/Getty Images for MTV
2020年9月 フランス ショー仲のデジタルスクリーン上にゲストが出席
1277627650,Pascal Le Segretain/Getty Images

激動の1年 エンターテインメント写真:
https://www.gettyimages.co.jp/collaboration/boards/1UipCDQw80KhOFPWEyWMDA
激動の1年 エンターテインメント動画:
https://www.gettyimages.co.jp/collaboration/boards/KSo06YWrV0uSRRuIFpmoag

 

Getty Images Staff Photographer 報道専任カメラマン:カール・コートの現場の声

2020年2月3日、横浜港に「ダイヤモンド・プリンセス号」が到着した際には、ここまで新型コロナウイルスの感染が日本国内に広がるとは思っていませんでした。徐々に感染が広がり、全国への緊急事態宣言が発令されてからは、ゲッティイメージズのフォトグラファーの国境を超えた派遣ができなくなり、日本国内のフォトグラファーは私だけになりました。私は、ゲッティイメージズのフォトグラファーとして、日本における新型コロナウイルスの猛威を伝える責任があると強く感じました。年間3000万人以上の観光客が訪れる浅草寺から人が消え、マスクやトイレットペーパーの買いだめによりスーパーや薬局の商品棚は空になりました。空っぽになった新幹線のホームや空港、その一方で、1日の利用者が37万人を超える品川駅や東京駅では、変わらず通勤しているマスク姿の通勤者たちの光景が印象的でした。
撮影のリスクについては、これまでのテロ現場での経験値を活かして、俯瞰して自分がどのように立ち振る舞うべきかを考えながら動いています。今後も日本国内の状況をストーリーのある写真で伝えていきたいと考えています。

カール・コートによって撮影された印象的なコレクション:
https://www.gettyimages.co.jp/collaboration/boards/64olUqE6MUq9cm8_1DsapQ

Getty Images Staff Photographer

カール・コート Carl Court

2014年にゲッティイメージズに入社して以来、ローマ法王のキューバ訪問や世界中で起こったテロ事件などを撮影。
2017年からは日本を拠点に日本国内やAPEC各国のニュースを撮影。

2019年のラグビーワールドカップや2020年東京オリンピックに向けた活動を精力的に実施している。
ゲッティイメージズ入社前はフリーランスで通信社PA、シドニー・モーニング・ヘラルド紙やブルームバーグ、AFP通信の記者として活動。

カール・コート Carl Court

Getty Imagesについて

ゲッティイメージズは業界を牽引するサイト(www.gettyimages.com もしくは www.istock.com)を通して写真、ビデオ、音楽といった3億以上のコンテンツを提供する、世界で最も評価・信頼されているビジュアルコンテンツの発信源です。ゲッティイメージズのウェブサイトはクリエイティブ、ビジネス、メディアにおける世界中のほぼ全ての国の顧客に様々なサービスを提供し、世界最高峰のフォトグラファーとビデオグラファーによるパワフルなビジュアルコンテンツを見つけ、購入、シェアする際に人々が最初に訪れる場所になっています。ゲッティイメージズは、25万人以上のコンテンツ提供者、そして数百の以上のイメージパートナーとともに、毎年16万件以上に及ぶニュース、スポーツ、エンターテインメントのありとあらゆるイベントを伝え、インパクトのあるクリエイティブなビジュアルを通して、あらゆる商業コンセプトや世界随一の歴史的写真のデジタルアーカイブを提供しています。コミュニケーションやビジネスにおいて静止画と動画ならではの役割を進化させ、クリエイティブなアイデアに息を吹き込んでいるゲッティイメージズについてさらに知りたい方は www.gettyimages.com をご覧ください。会社のニュースや発表記事についてはPress Roomを、ゲッティイメージズのコンテンツの裏にあるストーリーやインスピレーションについては、creativeinsights.gettyimages.comをご覧ください。FacebookやTwitter、Instagram、LinkedInもやっています。あるいは、Getty Imagesのアプリをダウンロードして、世界最高のビジュアルを見て、保存して共有することも可能です。

ゲッティ イメージズ ジャパン株式会社について

ゲッティ イメージズ ジャパン株式会社は、1995年に創業された米国シアトルに本社を置くGetty Imagesの日本法人です。

  • 報道映像・写真を提供する報道・通信社としての業務
    新聞・テレビ・出版社を含むメディア各社を主要顧客とし、報道映像やスポーツ、エンターテインメント報道用写真を報道機関に提供しています。また、自社取材の映像に加えてAFPと提携して、テレビやインターネット向けのビデオ映像配信事業も展開しています。
  • 静止画や動画、音楽を提供するコンテンツプロバイダとしての業務
    クリエイティブコンテンツをオンライン経由で提供するほか、コンテンツの商業利用にあたって、素材の権利処理サービスを提供します。加えて世界のビジュアルトレンドを調査・分析し、常に世界のニーズにあったコンテンツをトータルに提供いたします。
  • コンテンツを世界にライセンスする業務
    日本のフォトグラファー、ミュージシャンを海外に紹介し、ライセンスいたします。
    ※実際の業務執行はゲッティ イメージズ ジャパン株式会社より役務提供を受けたゲッティ イメージズ セールス ジャパン合同会社による。

ゲッティ イメージズ ジャパン ウェブサイト:http://www.gettyimages.co.jp