ゲッティ イメージズと共同通信社、戦略的パートナーシップを拡大

〜共同通信社の報道用映像をゲッティ イメージズが世界で販売〜

2014年7月28日

世界最大級の写真通信社であるGetty Images（米シアトル、以下Getty Images）と一般社団法人 共同通信社（東京都港区、社長：福山 正喜 以下共同通信社）は、共同通信社が加盟社と契約放送局に配信した報道用の映像コンテンツを、Getty Imagesが世界で販売する契約を締結しました。契約の発効は2014年8月1日です。

今回の契約により、Getty Imagesは報道機関や広告代理店、企業など世界中の150万社に及ぶ顧客に対し、共同通信社の報道用映像を販売することができるようになります。（※但し、日本国内においては報道機関を除く）

ゲッティ イメージズ ジャパン株式会社（東京都渋谷区、代表取締役社長：島本久美子、以下ゲッティ イメージズ）と共同通信社は2013年3月、ゲッティ イメージズの報道写真を共同通信社が日本国内で配信する契約を結んでおり、これまでゲッティ イメージズが公式フォトエージェンシーを務めているIOC、MLB、FIFA、アカデミー賞、グラミー賞といった主要イベントの報道素材を含む1日2,000件を超えるゲッティ イメージズの静止画を共同通信社の加盟社向けに優先的に配信してきました。今回の映像に関する契約締結によりゲッティ イメージズと共同通信社の提携が、さらに拡大することになります。

本提携は、日本のニュースコンテンツに対する世界的な需要の高まりを反映したものです。日本企業の海外市場進出の加速とソーシャルメディアの興隆が相まって、海外で日本のニュースコンテンツに対する需要が拡大しており、こうした傾向は今後も続くと予測されます。しかしその一方で、海外へ日本のニュースコンテンツが十分に供給されているとは言えない状況が続いていました。今回の提携内容の拡大は、写真通信社として、日本の今のニュースを、映像コンテンツを通じて、海外により鮮明に伝えたいというゲッティ イメージズと、日本を代表する通信社として、豊富な映像コンテンツをグローバルに提供したいという共同通信社の考えが一致して実現したものです。

ゲッティ イメージズ ジャパン代表取締役の島本 久美子は以下のように述べています。
「近年、中国や韓国関連の写真、動画コンテンツの存在感が増しており、欧米をはじめとする海外市場で利用が伸びています。そういった状況の中、北朝鮮にも支局を持つなどアジアで強固なネットワークを持つ共同通信のコンテンツを世界に配信できるようになることは当社にとって非常に重要な意味を持ち、2020年の東京オリンピックに向けて日本のプレゼンスをさらに上げるためにも、当社は海外で需要のある日本のニュースコンテンツの拡大に取り組んで参ります。」