ゲッティ イメージズと朝日新聞社が提携

〜朝日新聞社の報道写真をワールドワイドに提供〜

2011年1月18日

ゲッティ イメージズ ジャパン株式会社（東京都渋谷区、代表取締役社長：島本 久美子、以下「ゲッティ イメージズ」）は、株式会社朝日新聞社（東京都中央区築地5-3-2、代表取締役社長：秋山 耿太郎、以下「朝日新聞社」）と報道写真の配布に関して協業することを発表いたします。これにより朝日新聞の報道写真が、ゲッティ イメージズの広範なネットワークを通じ、広く国内外に提供されることになります。

ゲッティ イメージズはクリエイティブ素材を提供するコンテンツプロバイダとしての業務の他に、報道写真・映像を提供する報道通信社としての業務を行います。一方の朝日新聞社は創刊130周年を超え、日本国内外に300を超える取材拠点を持ち、販売部数790万部を誇る代表的な新聞社です。（2010年10月現在）

今回の提携は、日本独自の文化や歴史といったローカルのコンテンツを充実させたいゲッティ イメージズと、広範なネットワークを利用して、自社のコンテンツをより広く世界中に紹介したい朝日新聞社の狙いが一致したことで実現に至りました。今まであまり海外に紹介されることの少なかった戦前から戦中の貴重な歴史写真をはじめ、グリーンランドからヒマラヤ、アフリカ、南極まで、世界14の地域で起こっている温暖化を取りあげた企画ドキュメンタリー写真など、5000点の写真がオンラインで利用できるようになります。

本日時点のゲッティ イメージズの朝日新聞コレクションは、
・地球規模の環境企画写真 「地球異変」 2000枚
・ここ10年の主なニュース写真 「報道写真集」（2001年〜2010年） 2000枚
・戦前・戦中の歴史写真 1000枚
になります。今後は歴史写真の拡張、皇室関係の写真を随時、追加してゆく予定です。

ゲッティ イメージズの代表取締役である島本は、自身がヨーロッパ市場のエディトリアル部門を統括していたこともあり、2009年の着任以来、積極的にエディトリアル部門の育成に力を注いできました。その意味で朝日新聞との提携は、ゲッティ イメージズにおいて、日本でのメディア戦略の大きな一歩です。今後もゲッティ イメージズは日本の代表的メディアとの提携関係を強化・推進することで、一層のコンテンツの充実を図ります。