企画書は、読んでもらわなければ始まりません。無駄なビジュアルを入れる必要はありませんが、コンペや会議ではインパクトがないと目をとめてもらえないことも。今回は、内容に見合ったビジュアルを入れる方法を中心に紹介していきます。
多くの企画書が目の前に並んだ場合、どれほど内容がよくても読んでもらえない可能性があります。まずは、目を引かなければなりません。とはいえ、質の低い写真が入っていたり、やたらに飾った企画書は逆効果。内容に見合っていて、質の高いビジュアルが入っているべきなのです。
![失敗例:読んでもらうには、まずは、目を引かなければならない](images/pic01.jpg)
![内容に見合っていて、質の高いビジュアルが入っている例 149320367, Hybrid Images/ Cultura](images/pic02.jpg)
プレゼンのスライドと企画書は別物です。企画書を提出してほしいと言われたのに、プレゼンソフトで作ったスライドを出していませんか?
![企画書:文章ですべて説明されていて、読めば理解できる書類です。
イメージが湧くように写真を入れても効果的です。149320367, Hybrid Images/ Cultura](images/pic03.jpg)
![スライド:説明は口頭で行うのが主。順番を明確にしたり、理解度を高めるため、紙芝居のように見せていきます。細かな説明は書きません。企画書に比べると、図解を多く使います。80308080, Traveling Spa/ Dex Image 450770357, Jamie Grill/ Tetra images 159674640, Michael Grabois/ Flickr](images/pic04.jpg)
人がビジュアルに注目する順番をご存じですか? 例えば、白黒の写真はカラーの図やグラフよりも先に目が行くことが多いのです。図や写真は、何を注目してもらいたいのかをよく考えて使い分けるとよいでしょう。次のリストは、上の方が注目されるビジュアルです。企画書やプレゼンのスライド、Webページなどにビジュアルを入れる際には参考にしてください。